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#57 Pane e Vino編 終了!

2009/9/18 
Pane e Vino 最後の日!

IMG_4095.jpg
(▲閉店後、翌日の仕込みの打ち合わせ。スイカを食べて談笑)

いよいよイタリアでの最初の研修先「パーネ エ ビーノ」での仕事が今日で終わりました!
なぜか今夜は木曜日なのにお客さんがたっぷりで、全員フル活動でした。
今日はミスも無く手際もよかったし(と自分では思っている。)
厨房のみんなやホールスタッフと連携をとってガンガンお皿を作っていく、

すっごく爽快で、充実して最後の日を終える事ができました。
みんなには本当に感謝です



IMG_4079.jpg
  シェフのバルバラ。
  一番迷惑かけた。
  言葉ができない僕に、出した指示がうまく伝わってなかった時
  遠くでため息をついてたのを何度か聞いた。
  言葉のミスで感情的にギクシャクする事も少なくなかった。
  そして、その度に本当にいたたまれない気持ちになった。
  僕が「理解できてなかった。ごめんなさい」っていうと
  「そんなのぜんっぜん問題じゃない!」と豪語していた。
  問題は、…やっぱりあるだろ。
  

IMG_4080.jpg
  セコンド担当 シルバーノ。
  サッカーとギター以外は、あんまり興味はないマイペース派。
  いつも優しくて、怒ったところや落ち込んだ姿は無かった。
  夏休みには、暇だろうって言ってギター貸してくれた。
  いつも帰りは車で送ってくれてたし、
  アルノ川沿いで一緒にギター弾いてビール飲んでた事も。
  僕がミスしても、人差し指を口の前に当てて
  「シェフには秘密にしとこう」なんてお茶目なところも。
  大阪のおばちゃんみたいなカラフルな厨房パンツや帽子を
  いっぱい持ってると思われる。

IMG_4078.jpg
   プリモ担当 T先輩
  ここに僕を呼んでくれた日本人の先輩。
  イタリア在住8年なので、言葉はペラペラ。
  厨房では、僕が本当に困るまでは通訳はしない。   
  僕の勉強になるようにと考えてくれているような人。
  夕食に呼んでくれたり、料理本を貸してくれたり
  口では悪く言っているけど、面倒見よくてやさしい。

IMG_4086.jpg

これが一緒に働いてきた厨房メンバー。
最初、イタリアのキッチンに入れるだけで興奮だった僕は、
仕事に行くのが楽しみだった。

でも1ヶ月たった頃から言葉の壁を本当に痛感しはじめた。
毎日、今日こそは指示を絶対に間違えないぞと気合いを入れて行くんだけど
やっぱりダメで、シェフとギクシャクしたりする日が続く。

指示を出しても、見てないと間違えてるかもしれない。だから結局二度手間になる。
仕事において信頼されてないって事は、ボディブローのように効いていた。
それだけに最後の日、指示の理解ミスが無かったことにガッツポーズ!
たったそんだけの小さい事なんだけど、うれしかった。

そして別れ際にバルバラが、今後の家も仕事も決まってない僕に言った。
僕の腕を両手で握りながら、僕が理解できるようにゆっくりとしたイタリア語で、
そして確かめるように英語で繰り返してくれる。

「もし、困った事があったらすぐに電話しなさい。
 もしもし!困ってる!って。
 困ったら絶対に言うのよ。いい?わかった?

 みんないるんだから!
(ウインク)


この国に来て、真心に出会ったことは少なく、いろいろと警戒している僕にとって
素直に喜べる数少ない場面でした。
なんかほっと肩の力が抜けたような気がした。

そして、オーナーのウーバが奥から出てきて、こう言った。

「もしフィレンツェにいるなら、忙しいときは来てくれないか?
 次は、“研修”ではなくて給料を払う“仕事”、でね」


よっしゃぁ!
最近じゃあ、もしかして誰にも必要とされていなんじゃないかとか思っていたし、
このお店に本当に貢献できたんかと不安だったのもあるから、コレはうれしかった。
精一杯やってきてよかった。。。

苦しい毎日で不安もプレッシャーも依然あるけど
今日だけは忘れてゆっくりしよう。


これにてPane e Vino編 終了!


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

IMG_4084.jpg
  【余談】
  この一番左がオーナー兼ホールのウーバ
  普段眼鏡なんてかけてない。写真用にオシャレした。
  まじめな話でも暗い話でも、いつもはしゃいでいる。
  “イヤッサラー(造語)”が口癖でなんにでも使う。
  お皿の準備ができても、イヤッサラー。
  子供用アイスを見つけてきては、イヤッサラー。

IMG_4087.jpg
 すれ違うたびに僕にちょっかいをかけてくるし、
 みんなの事を愛を込めてロスポ!ロスポ!
 (ヒキガエル。醜いものの例え)と呼びかけ、
 またはしゃぐ。ファンキーすぎる54歳。
 2人で写真を撮る事になったら、
 ダンスの構えでイヤッサラー →

 とにかくよく話しかけてきてくれたけど、
 早口すぎてだいたいは不明。
 先輩からは90%どーでもいい話だとアドバイスされる。
 忙しくてもおかまいなしのそのどーでもいい話で、僕が混乱するので、
 たまにバルバラに僕の邪魔をするなと怒られていた。
 そんな彼が帰りがけに、「僕からの贈り物」といってあるものをくれた。
 先日彼が仕入れにいったときに見つけて、はしゃいでいたアイテムだった。

IMG_4096.jpg

  カプチーノ用 ミルク泡立てるやつ。
  
  ・・・。
  使う用途がなさすぎて、
  いらんもん買ってきたって怒られてたやつじゃん。。
  どうつっこんだらいいんだよ。



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tag : フィレンツェ 研修 厨房 コック カプチーノメーカー

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Author:majiro

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(写真:右)
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2009/2
 サラリーマン卒業!
2009/5
 フィレンツェでコック修行!
2009/9
 プーリアでコック修行!
2010/4
 ヨーロッパ旅行
 『世界の緑から』へ出発!
2010/5
  帰国。(東京→三重へ)

デザイナー  ユー
(写真:左)


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