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#108 博士の愛した数式2

 過去の思い出 
   このお話は過去のお話です。
   イタリアも起業も料理も関係のないお話です(^_-)
          (→若毛のヨミカタ



(このお話は、続き物です。→「博士の愛した数式1」


ん?なんだあの子、手を挙げてる?


さっきから堂々とカンニングを続ける博士(一馬)。
その後ろの方に座る女の子が手を挙げている!

どうやら消しゴムを落としたから拾ってほしいようだった。
テスト中はこうやって無言のやり取りがなされる。
そして先生がそれを拾いにいくのだ。
告発でなくてよかったと胸を撫で下ろす僕。

本物の先生ウチダは女の子の挙手を見つけて、その子に今行くよと目で合図をする。

ビクッ

(なんかニセの博士と本物の先生が目が合った。)
博士は、もちろん自分の後ろの方に座る女の子が消しゴムを落とした事なんて知らず。
後ろめたい博士は、先生の動きにどぎまぎする。その様子をハラハラしながら見る僕。

先生が消しゴムをひろいに動き出す!

博士は、頭を抱える振りをして教壇を自分の体で隠そうとする!

先生の動きにあわせて博士も動く!


(カッコいい・・・。すげー。無言の心理戦。)


まじっく でも。
 先生の帰り道は、さすがに博士も後ろを
 振り向けないため、何もできない。

 その時ウチダ先生が足を止めた!

 僕:(バレたな。
    テスト終わったら呼び出しってとこか。)


 ついに、ウチダ先生、博士のマジックで書かれた数式
 (カンニング)を発見してしまう。
 だって、教壇の半分くらいは
      博士の愛せなかった公式で埋まっているのだから。

このずさんなカンニング。僕は後にも先にもこんなテキトーなプレイは初めてだった。
博士はいつもそうだ。二十歳を超えてもらしたときもそう。
フラレタときもそう。いっつも堂々としてオープンだ。

カッコいい。。。

男の懐の深さは、きっとカンニングペーパーの大きさなんだと思う。
僕はこの時、「紅の豚」のポスターに「カッコいいとはこういうことさ」
とあったのを思い出した。・・・こういうことか。

ともかく、その後ずっと、先生は博士を見ている。

完全に博士は容疑者Xへと変貌を遂げたようだ。さようなら博士。
これではせっかく博士の愛した数式もまったく使えない!

けどもそこは博士(一馬)。

ウチダ先生の熱い視線を感じながらも、おでこに手を当てて考えるフリをしながら
数式への愛は止められない。

僕は、その愛の深さを知り、目頭が熱くなっていた。
テスト用紙にポタポタ落ちる涙。(これはウソ)

涙で問3が見えない!(これもウソ)


キーンコーンカーンコーン。


そんな夢のような時間が終わり、テスト用紙が回収され、先生が去った。

博士(一馬):「アッブネー!バレたかと思った!」
この人は、先生が立ち止まった事には気づいてないらしい。

僕:「え?完全にバレてたっしょ?でもなんで、先生は何もいわないんだろうな。」

僕たちに少しの疑問を残してその日のテストは全て終わった。
おそらく博士はテスト始まって以来の成績をたたき出すだろう。

そうして僕らは帰る事にして、廊下に出た。

なんとそこにはウチダ先生が!!


人気ブログランキングへ どうなる博士!次回、博士の美学が数式で登場します。
 ちなみに一緒のクラスのアックンは、いつも通りスラスラ解いてた。

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majiro

Author:majiro

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(写真:右)
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2009/2
 サラリーマン卒業!
2009/5
 フィレンツェでコック修行!
2009/9
 プーリアでコック修行!
2010/4
 ヨーロッパ旅行
 『世界の緑から』へ出発!
2010/5
  帰国。(東京→三重へ)

デザイナー  ユー
(写真:左)


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