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#96 してはいけないこと1

 過去の思い出 
   このお話は過去のお話です。
   イタリアも起業も料理も関係のないお話です(^_-)
          (→若毛のヨミカタ




「ストロンチウムって何色?」

「ん~赤。で銀色にしたいときは、アルミニウムだ。」

「へぇ~ よく知ってんな~。」



    てだこ祭り花火


中学3年生の頃、僕たちは花火を作っていた。
だって花火部だから。

秋が終わる頃で、僕らの主原料のおもちゃ花火は店頭から姿を消そうとしていた時期、
部活も引退した僕らは、わき上がるムダな情熱をぶつけるために花火部を結成した。

そしてこの日、僕とヒライケイは、テニス部の部室で作業にいそしむ。

このヒライケイとは、以前にも紹介した常識はずれのサッカー部。
僕とは、こういうイタズラの時にご一緒する事が多い。

ヒライ:「で、なんでそんなに花火詳しいわけ?」

僕:「まー、昔から花火が好きでさ。余った花火バラしてよく作ってたんだ。」

小さい頃の僕は、ほぼ毎晩 花火をやりたがるので両親も付き合いきれず、
1人でも花火をするくらい好きでした。

ヒライ:「変わったやつだなお前~。
     でな~俺は、火柱が真横に一直線に飛ばせるやつ作りたいな~。
     100mくらいでっかい火が放射されるやつ。」

お前が言うなバカ。お前のは犯罪。それ兵器。さすが常識はずれ。

07-01-16_liquid_methane_rocket_engine_m.jpg
   (ヒライのイメージ?)

そんな夢を語りながら、ドラゴン、線香花火、20連発、トンボなどなどそれぞれの
特徴を考えて、独自の花火を作り上げる僕ら。
  ※ちなみに15g?以上の火薬を単一の花火で使うのはダメ。
   さらにバラして使うのももちろんダメです。火薬類取扱で規制されてるはず。


ちょっとずつ実験をしているので、2畳ほどのテニス部の部室はケムリモクモク。
コンクリートの室内にイスが置いてあるだけの部屋だけど、所々にこげた後が増える。


そして出来上がった爆弾11号。
これまでも何度も実験して、改善に改善を重ねている。実験場所はいつも原っぱ。
ガチャガチャの容器に紙粘土等を使って、威力を増したコイツには期待してる。

僕:「火薬は密封状態が強いほど、爆発力が上がる。コイツはすごいぞ。
   明日にでも広いところで実験してみようぜ。」

ヒライ:「ええ?!明日?!ムリムリムリ!今じゃダメ?

僕:「え?

だめでしょ。まだ放課後になったばかりで、みんな近くで部活やってるし、
先生たちもまだまだいる。っていうか、学校のど真ん中だし!

ヒライ:「ちょっとだけつけてもいい?」
爆弾にちょっとつけるとか、全部つけるとかないだろ。
その時、急に真剣な顔で僕を見るヒライケイ。いままでにない表情だ。


ヒライケイ:「あのさ、俺、今つけたいよ。」

真面目な顔に期待して損した。ただのアホだった。
結局、部室の扉は鉄製で、部屋もコンクリートだから問題ないと、
現行犯じゃなきゃ捕まらないから問題ない、そうなった。


僕:「じゃあ、1、2、3で点火して部室に放り込むから、ドア閉めろよ。」

ヒライ:「アイアイサー!」
すごいねこの人は。人の部室だと思って。しかも僕らは3年だから引退してるのに。
そして、グラウンドにも人学生はいっぱいいるんだけど、一応いないときを見はからって

僕:「いくぞ!1、3!

ヒライが力任せに引き戸の扉を閉める。

が、力が強すぎて反動でドアが20センチくらいまた開く!

アホー!!

逃げろー!!!


ドガアァァン!!!!


うおおおおおおおおおっぉぉぉっぉぉ!!!
あぶねえ!!


ものすごい爆発音。火花がドアの隙間からはみ出す。
周囲の部活生たちが音に気づいてあたりを見渡している。

(こんだけ煙でてりゃ、確実にここだけどな!)


ヒライ:「あっぶねえ!中はどうなってんだ?」
ドアを開けて中を見ると、部屋中に飛び散った火薬の跡が・・・。

そしてうす暗い部室の床には、
まだ燃えたままの爆弾の残骸が大量に散らばっている。


ヒライ:「きれいだな~。なんか、星空みたい~」
ロマンチストだ。僕には焼け野原にしか見えないけど。


ここで大問題。

ガチャガチャのプラスチックや、紙粘土のおかげで火が消えない!
踏んでも踏んでも消えないばかりか、そこら中で引火し始めている!!

僕:「おい!見とれてる場合じゃねえ!とりあえず集めろ!」
1カ所に火事を集め、とっさの判断でちりとりで外へ運びだす僕。

しょうきゃくろ
 向かった先には焼却炉。

 この焼却炉と部室の間は実に20mくらいで、
 最悪ここに投げ込めばいいと考えていた。

 用務員のサカイさんが管理するこの焼却炉は、
 掃除のたびにみんなここへゴミを捨てにくる。


 僕:「ヒライ!焼却炉の扉明けろ!
    急げ!見つかるぞ!」


 ヒライ:「おう!」

この時、僕らはさすがに火の海になった部室と、どでかい爆発音、
それから立ちこめる煙に焦り始めていたのでした。

(誰も来るんじゃねーぞ!)


そうして焼却炉へ火を投げ入れ、扉も閉めて一件落着かとおもったら、

思ったよりも激しく焼却炉が燃え始めた!!!!

ごうごうと音を立てて燃えさかる焼却炉の中のゴミ!
全クラスのゴミが入っているのだから当然と言えば当然!

けど、焼却炉ってこんなに燃えんのか?!
その時、そこへ用務員のサカイさんがやってきた!

(つづく)


  人気ブログランキングへ あいもかわらずイタズラ三昧。
   今回はいつもと違う結末に。


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majiro

Author:majiro

企画マン まじろー
(写真:右)
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2009/2
 サラリーマン卒業!
2009/5
 フィレンツェでコック修行!
2009/9
 プーリアでコック修行!
2010/4
 ヨーロッパ旅行
 『世界の緑から』へ出発!
2010/5
  帰国。(東京→三重へ)

デザイナー  ユー
(写真:左)


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