スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

#89 教室炎上事件2

 過去の思い出 
   このお話は過去のお話です。
   イタリアも起業も料理も関係のないお話です(^_-)
          (→若毛のヨミカタ




(前回のあらすじ) これが前回
当時中3のヒライと僕は、ホッカイロのなぞに迫るが、いつしか燃やす事に心奪われ
教室の後ろに4mもの炎のラインを描いてしまう。
幸い鎮火はされたが、10分の休み時間は終わり、まだどよめく教室。

なぜか冬なのに窓が全開の教室。床がこげた香ばしい臭い。
そこへ技術のおじいちゃん先生が教室のドアを開ける。。。




先生すぐ気づいた。


教室の後ろまで来て、焦げ臭いと。

ただこのじいちゃん、ほんとに鈍い。臭いまではわかるけど、それ以上はさっぱり。
まあさっきまで、ここに4mの火柱が走っていたなんて思わないだろうけど。
ただ、ヒライはもうやりきった感じだから、ジッポオイルとマッチ、出しっ放し。
(このへんホントバカ。楽しすぎてもうどーでもよくなってる。)

先生さすがにこれには気づいた。もちろん没収。担任に渡すと言っている。
これには、僕らはまいった。

僕はというと、このつい先日に、職員室で先生に

  「おまえ、この一月で何枚割ったかわかってるのか!」
  「3枚?4枚?ぐ、ぐらいですかねー・・・。」
  「はぁ?今まで何枚割ったと思ってんだ!破壊記録だぞ!なんで割るんだ!」
  「じゃあプラスチックにでもしろよ!こんなとこでガラスなんて使うなんて。
   いちいち請求される身にもなってみ・・・」
  「バカやろう!どんなとこなんだ!ああ?学校だろうが!!」

割ろうと思って割ってるわけじゃないんですよ。なんかこう盛り上がったり
ケンカしてると、こう、ガシャーーンって。でもさすがにこの時は、
もう割らないって決めてて割ったから、俺ほんとにダメ人間かもって自信喪失中でした。
だからマッチ何ぞで捕まりたくない。

そしてヒライはというと、
ここまでせっかくいい子できたのに、悪い子デビューしたくない。それだけ。
イイコの方が悪い事しても許される。だからマッチ何ぞで捕まりたくない。

ここから技術の先生との1時間にわたる心理戦が始まる!

     gnyu2_8421h.jpg
            (イメージ図)

まず、先生、ご丁寧に証拠品のマッチ箱とすられたマッチを瓶に入れました。
そしていそいそと授業を始める。

ヒライ:「おい、あれ奪い返そうぜ。隙をついてさ。」
この作戦は、シンプルで先生が黒板に板書して後ろむいてる隙に
奪い取って窓から捨てる!ぽいっと。

で、教室の中盤から消しゴムを落としちゃったヒライ。
まいったな。とか言いながら
すげー遠くまで転がった(転がした)消しゴムを拾うため立ち上がる。
依然ビンは教壇の上。先生は黒板書きながら話している。


先生 :チラ (ちょっと見た。)

ヒライ:ピタ (止まる)

先生 :黒板書く

ヒライ:また歩いて、だんだん教壇の方へ

先生 :チラ(またちょっと見た。)

ヒライ:ピタ。(止まる)

先生 :ビンを持って、黒板書く(警戒された)

ヒライ:帰還。


ヒライ:「なかなか堅いな。次はどうする?」
ダメだろその作戦じゃ。先生もこいつを注意しろよ。

僕:「あいつしかないな。もう奥野総長に頼もう。」

この奥野というのは、バカの中のバカ。もうNO1!
勇気出してくれたバレンタインチョコのお返しに、エロ本とセメダイン返した奴。
怒ったその子に「離れにくいって思って・・・」と真顔で返して、フラれた男。
あまりのバカさに、同級生の僕たちでもたまに敬語になる。で、総長と呼ばれる。

そのバカが、なんと先生の教壇のすぐ前に座っている。幸運!手を伸ばせば届く?
さっそく技術の教科書ちぎって、奥野に手紙を書く。“ビン取り返せ”と。

後ろの方に座る俺たちを見てにやける奥野。期待に胸を膨らませる僕ら2人。
その時、奥野はやかった。行動早かった。

奥野:すぐにビンへと手を伸ばす。(先生こっちむいてる。)

先生:話しながら、ガシッ(目も動かさず手でビンをガード。)



せめて見てないときにやれよ~。



こっちは爆笑だけど、ちゃんとやれ、ちゃんと!
さっそくまた技術の教科書で“ちゃんとやれ。手段を選ぶな”と送る。
ここからがこいつのすごいところ。


奥野:「先生、あ、あのトイレ行ってもいいですか?」

先生:「あん?おおう いいぞ 行ってこい。」

奥野:(にやけながら)「・・・あ、 ・・・あの」

先生:「どうした?行ってこいよ。」



奥野:「一緒に行ってもらえないっすか?」



ぎゃははははっははははっはははは!アホだ!!行くか!!


一緒に行って隙を作ろうとしたらしい。しかもその後で、なんで?ときかれて
“ちょっとつらいんで・・・。”と意味不明なことを言っている。

もちろん却下されましたので、まだビンは先生の腕の下です。



ヒライ:ハイ!(元気に)



“もうこれしかないな”そう言い残すとこいつは、なんと挙手した
そして、聞かれてもないのに“僕が説明します”と言って黒板へ向かう。(先生キョトン)


ヒライ:おもむろに説明を始め、わざとらしく黒板に書き始める。

先生 :それを凝視。

ヒライ:チラ(ビンに目をやる)

先生 :ピクっ(ビンを手でガード)

ヒライ:「先生、これちょっとわかんないんで書いてもらえますか?」

先生 :ビンから手を離して板書。

ヒライ:チラ(ビン見た)

先生 :ささっ(やっぱりビン持った)

ヒライ と 先生: ・・・。(なんか見つめ合う)



ヒライ:「あーーーだめやったわー!堅いわ」
席に戻ってくるなりこれ。いけるつもりだったのか今のは。
なに見つめ合ってたんだよ。さっきから一向にすすんでない。


キ~ン コ~ン カ~ン コ~ン


僕ら:「やべえ!終わった!!」
先生を職員室に戻したらゲームオーバー!先生は教室を出て行った。

僕:「まだ間に合うぞ!とりあえず追っかけるぞ!」
走り出す僕ら。話しかけてきた奥野はとりあえず無視!
チャイムが鳴ったばかりだからまだ廊下にも誰もいない。
階段を降りる先生を発見!


僕:「先生!ちょっと待って!」
踊り場からこっちを見上げる先生。体はもう降りようとしている。

僕:「それ、大事なものなんです!」

先生:「これが?何?」




ヒライ:「か、形見なんです!!」



先生、まったく表情変えず、ただ階段を下りていく。
あーあ。アホだ。邪魔すんな。見ろよ先生のあの顔。あきれるってああいう顔だよ。
形見のマッチって聞いた事ねーよ。しかも、おまえんちPTA会長じゃんかよ。
もうちょっとあるだろーが。あーあ。アホだ。

その後?いつもの作文(反省文)書きました。
この頃にはもう、3パターンくらい反省文のフォーマットがあったから
何回か前のやつちょっと書き直して出しといた。

とにかくこいつといると、ろくなことがない。


  人気ブログランキングへ 実は、こいつのせいでさらにひどい事件が起こります。
   またいつか暇なときにでも書きますね。
スポンサーサイト

tag : 若気の至り ヒライ マッチ 教室が燃える 火事 心理戦 炎上

#88 教室炎上事件(若気の至り)

 過去の思い出 
   このお話は過去のお話です。
   イタリアも起業も料理も関係のないお話です(^_-)
          (→若毛のヨミカタ




「なぁ、なんでホッカイロってあったかいんだ?」

かいろ「静かに燃えてるからさ」

「うそ?すげーなー。確かめようぜ」






(少し前に古い友人の下衆で有名な男を書いたところ、
 思わぬ反響がありましたので、もう少し僕の周りのバカを紹介していきます。)

上のこんなてきとーな僕の答えにキラキラと目を輝かせている彼、


彼の名は、ヒライ ケイ(上の会話の当時16)


僕らが出会ったのは中学3年の頃あたりで、最初の印象はまじめそうなやつ。
この“そうな”っていうのがポイントで、
見た目だけはいい子っぽいやつっているでしょ?こいつはそれです。

ゲスパンマンは根が悪いやつでしたけど、こいつはもう根本的な発想の部分がおかしい。
悪いイタズラは夢中になってやるんだけど、先生たちはイイコだとおもってるんだから
まだまだやりたい放題。しかも親父がPTA会長っていうお墨付き。


で、これは僕らが中3のときの、午前中の休み時間の会話
あらためて何を確かめたかったというと、
“ホッカイロはなんであったかいか”ってこと。


ヒライ:「ホッカイロの成分って何?塩!塩入ってるぞ!
     あとバーミキュライトって何?
これ燃えそうだな!

僕:「そりゃ燃えるさ!マグネシウムみたいなぶぁぁああああっと(嘘)」
すでにこいつの興味は、ホッカイロを燃やす事に変わってます。

ヒライ:「よし、俺マッチ持ってる!」
なんで?煙草も吸わない中2が。

ヒライ:「おっかしい~な~。ぜんっぜん火がつかないなー」
気づけよ。ホッカイロがそんな簡単に燃えちゃあかんだろ。

ヒライ:「よっし、ノブにジッポオイル借りてくる!
おい、ノブ。なんで学校にオイル持ってきてんだよ。何しにきてんだ。
ノブは不良というより、廃人系のため中2ですでに喫煙者。
となりの教室までヒライは走ってとりにいく。

       1188370959.jpg
              (イメージ写真)


ヒライ:うおおおお うおおおお すげー!やっぱり燃える!
あったりまえだろ!オイルつけてんだからさ!ホッカイロじゃなくても燃えるよ。

そうして、10分しかない休み時間の教室の後ろで盛り上がる。
次第にエスカレートして、次々とホッカイロを開け始め、オイル漬けにしていく。
この辺のチームワークは慣れたもので、ヒライが開けて僕がオイル工程。手際いい。
突然、

ヒライ:「これさ、もしかして、
       ハリウッドみたいなやついけるんじゃない?」


これだけだと彼の本意が伝わらないので、説明すると、
ハリウッド映画で、帯状にまかれたガソリンの片側に火をつけると火が
次々に引火していって、炎が走ってるみたいに見えるやつ。あれです。
メルギブソンがやってたみたいなプレイを言ってます。

でも、こんなこと言われたらもう、やりたくなっちゃう。
2人して、教室の後ろ側全部に、運動会の白線みたいにオイルカイロ線をひく。


せーの!(着火)

見事に成功!!! 4mの炎のラインが教室に!! 異様!


ヒライ:「すげー!ホッカイロが燃えた!
         教室が炎上したぁぁぁ!!」



ぎゃははははははっっははっはははははっは!


ヒライ盛り上がりすぎ。
一瞬ですが、僕らは実験の成功と教室を炎上させた歓喜につつまれました。
けど、さっきも言ったように休み時間は10分。
教室中 煙たい上に、クラス中がこっちを見ている。


ヒライ:「あかん!あかんって!授業始まるって!」
授業より目の前の火を消せるかの心配しろよ。
ただ、優しいオーディエンスのみなさんのおかげで無事に鎮火と撤収できました。

         amr0811191245010-p2.jpg
         (鎮火イメージ写真。もちろんこんなにひどくないよ。)

なぜか冬なのに窓が全開の教室。床がこげた香ばしい臭い。

そこへ技術のおじいちゃん先生が教室のドアを開ける。。。

(つづく)

            →参考:大人になった現在の「ヒライ ケイのポエム


  人気ブログランキングへ 次回、先生と僕ら2人の1時間にわたる心理戦。
  ←教室を燃やした2人はどうなる??

tag : 教室 炎上 火事 教室が燃える マッチ ヒライ 若気の至り 中学生

#87 ここで富士山にして。

前髪が口に入るようになった今日この頃。
伸びっぱなしのヒゲを、今日も放ったらかしたマジロウです。
ある日の事。

「見て、懐かしいでしょ?」

シェフのテレーザが、仕事終わりにいきなり新聞を持ってきた。
10月28日・・・。ん?日本語だ。
彼女は先週、日本に12日間の滞在をしていたので、その時に梱包されたものっぽい。

そして、シンカンスンから富士山も見たのよと話してた。スン?
雪のてっぺんに穴があいてると表現してた。たしかに。

あかふじ


富士山って聞いて、ちょっとどきっとした。


俺は、茨城や横浜で働いていたんだけど、地元の三重には、
年に5回以上は帰る地元好き。

いつも新幹線を予約するときは、「富士山の見える席で」と言っている。
実家に行くときはだいたい昼間で、関東に戻るときはだいたい夜。
だから富士山は、地元に帰るときの代名詞みたいな存在

地元では集まるたびに、前会ったときから変わったことや、起こった事なんかを
みんながだらだらとはなしたりするだけで、盛り上がる。
高校生みたいに、今も変わらずはしゃいでいる。
中学も高校も同じで、かれこれ15年来の友人だ。

だから、新幹線に乗ったら、前回帰ったときからどのくらい経ったかなとか、
何か話す事あったかな??とか考えている。

そんな風に、数ヶ月ごとに最近の自分を振り返るのが新幹線での三重帰省なわけで、
そんな事考えているから富士山を見ると、
いま俺は何合目まで来たのかなーと思うわけです。

もうバスで行けるところは終わり、自力で行くしかないから
ようやく5合目は終わったのかな。

次に俺が富士山を見るときには、なんて思うんだろうな。


と、目を潤ませ、肩をふるわせながら、郷愁のメランコリー話をユーにしたら
彼は夕飯の鍋を混ぜながら、「ああ、富士山なつかしーなー」と一蹴した。


だからこのブログのトップ画像に、富士山を付け足すようにと俺は言ってやったのさ。


人気ブログランキングへ 温泉の季節到来。秋田の乳頭温泉はオススメ!秘湯感がすごい。
 イタリアの温泉は、水着で入るのが普通で健康ランドみたい。

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理 富士山 三重 地元の仲間

#86 真実のタイタニック(若気の至り)

 過去の思い出 
   このお話は過去のお話です。
   イタリアも起業も料理も関係のないお話です(^_-)
          (→若毛のヨミカタ




僕の古い友人にカタオカノブというのがいる。


いつか話したように僕の地元の三重のバカ仲間は、
年に何回集まるんだというくらい今でも仲がいいのだ。
その関係はすでに、1つのバスタブに男5人で入れるほどなのだ。
(よい子はまねしないでね。不快だからね。)

カタオカノブとは、そのうちの1人なのだ。
ミュージシャンSoulJaに似た端正な丸顔をしていて、中肉中背。
モンクレールのダウンジャケットを着こなし、フォトディレクターをしている。

しかし、彼は仲間内でもずばぬけた下衆(げす)として有名で、自分の身さえ守れれば
仲間がどんなにピンチでもラナウェイ余裕という、下衆界の大御所なのだ。

ただし、自分の身の安全さえ保証されれば、
アンパンマン以上に友情と平和を愛するという、卑屈なナイスガイなのだ。

そんなカタオカノブと、高校生の僕が一緒に帰っていた時のこと。
世間では、それを下校と呼ぶが、当時の田舎学生の僕らはそれを、凱旋と呼ぶ。


前置きが長くなったけど、
要はそのゲスパンマンとチャリンコで下校してる時に、彼が突然叫んだ。


「俺は、立ちコギ手放しができる!」


セリフがアホすぎるので都会的アーバンに翻訳すると、
“僕は自転車を立ってこぎながら、しかも手を離して運転できる!”となる。

男の子はどうして手放し運転をすると、あんなに得意げなのか。
ほんとにどうしてなのか。永遠のテーマである。
僕がもし自分の娘にこう聞かれたら、力一杯抱きしめてごまかす。娘よ。

とにかく、あのノーリスクの国の住人ゲスパンマンが、なんの弾みで
そんなファンキーな取り組みを思いついたのか?耳を疑った。

その数秒後、さらに僕は自分の目を疑うことになる。
なんかしらないけどほんとにやっているのだ。


 チャリに乗りながら、
 立ちあがって両手を広げてこう わぁぁぁーっと。




そしてゲスパンの足はさらに、こごうとしている!!感動の涙が溢れる僕。


「タイタニックみたいやろー!!!」


セリフにセンスは無い。
しかし彼の目はかつてないほど輝き、人生で初めて恐怖心に打ち勝ったのだった!
後にも先にもゲスパンのあんな輝いた表情は見たことがない。
彼の頭の中では甲子園で優勝していたのだ。そのくらい。

ただ、さすがにこぐのはまずい。こいじゃいかん。

足を踏み込んだ瞬間!やっぱりバランスが崩れた。
ゲスパンマンとちがっていつも前向きなハンドルが、急にあさってを向く!
瞬間的にチャリはその場で前かがみに倒れて止まり、結構出ていたスピードのために
カタオカノブだけがすごい勢いで前へ放り出される。

そのとき僕は、人間の生き様というのを見た。


彼は、前に投げ出されながらも
両手を翼のようにして崩していないのだ!!!



(かっこいい。。。)


本当にそう思ったのだ。
でもカタオカノブは、その輝きの代償として顔面からアスファルトに激突した
顔面は血だらけで、よく見ると鼻がちょっとアレしている。

僕は最初のセリフからこの段階までずっと爆笑していたが、
ここへきて鼻がアレしたので、もう限界を超えて腹筋が痙攣していた。


そうして彼は救急車で運ばれて行った。
僕は、不思議とかわいそうとは思わず、むしろすがすがしい気持ちになった。
17才の夏のことだった。

大人になってから、この話をすることがあって、あらためて理由を聞いたら、
「なんかできると思った。」と言っていた。まだ言っている。アホだ。

なんでそんなことしたんですかー?
なんでそんなこと思いついたんですかー?

未だに答えが出ないまま、10年が経ち、迷宮入りしようとしている。

顔面を欠損したゲスパンマンは、それ以来 ちからが出ないらしい。

1.jpg


                  そんな彼の現在の活躍はこちら


  人気ブログランキングへ 書き終えて後悔した。時間がもったいなかった。

tag : 仲間 三重 地元の仲間 タイタニック 高校生

#85 ワンストップ日常会話

(日本の景気についてのお話です。)


2009/11/16 ヤフーニュースより抜粋

<雇用保険切れ>年末に23万人 貧困支援チーム推計

 年末の失業者対策を検討している政府の「貧困・困窮者支援チーム」は16日、
解雇などで職を失い、雇用保険の支給が切れた状態で年末を迎える人が
約23万人に上るとの推計を公表した。チームは対策の根幹として、
ハローワークで職探しと一緒に住まいの確保や生活保護の相談などができる
ワンストップ・サービスを検討している。30日のサービス試行には、
全18の政令市など69自治体が参加するという。(毎日新聞)


まじろ :へぇ~。
     なんだかんだ言っても日本はやさしーなー。

ゆー  :23万人ってどんだけ多いねん。
     失業大国ジャパンやなー。はっはっは。

まじろ :ん?これってもしや
     俺らも入ってんじゃない( ゚ ρ ゚ )?!

ゆー  :・・・。



  人気ブログランキングへ そうでした。調子のりました。
   肩書きは無職でした。。。

tag : 失業

#84 イタリア的 体臭

“ Vivi e lascia vivere.”(イタリアのことわざ)

“思うままに生きよ、そして他人の生き方に口を出すな”
という意味で、“自分は自分、人は人”ということだ。

“そんなこと言う前に、ちゃんと洗濯しようよ”(まじろー)

そんな風に思う今日この頃。
イタリアに最初に降り立った時、ミラノ空港ですれちがうイタリア人に
香水みたいなきつい臭いがするな と思ったものでした。

後日、洗濯したり石けんを使ったときに、この臭いか!と気づいた。
とにかくこの国の洗剤と名のつく物は、臭いが強い。
そして汚れは落ちない。


洗濯物も、汚れは落ちてないけど、臭いがよければいいんじゃない?
食器も、なんとなく油がのこってても、それっぽければいいんじゃないの?
石けんは、臭いをつける物として立派に活躍してる。
イタリアの洗剤事情は、こんなアバンギャルドなコンセプトの上に成り立っている。

hhw053item02.jpg  洗濯用洗剤 コッコリーノ。

  “すっきりした香り”が売り。
  5種類の香りが楽しめる。

  分量を間違って洗濯機に入れすぎると、
  相当強い香りに24時間おそわれる。
  そして胃の奥から込み上げてくる物がある。
  思い出すとちょっと酸っぱい。

  いつか新橋で飲んだ帰り道に先輩が
  「吐いた方がすっきりする」
                 と言っていたのを思い出した。
                 もしかしてそういうことか。


  人気ブログランキングへ 日本の「キュキュッと」。あれは奇跡の洗剤だ!
  ←いつも応援ありがとうございます(^_-)

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理 洗剤 イタリアの洗剤

#83 メーデー!メーデー!

(イタリアの商習慣のおはなし)

Mayday ! メイデイ! 

めーでー知ってます?

メーデーというのは、毎年5月1日に、労働者の祭典として
日本では国民の祝日になっている。
GWの中核を担う日として、なかなかの重要ポジションだ。

このメーデーというのは、「労働時間を8時間にしよう!」という運動以降、
労働者の権利を主張する日だそうだ。ふーん。

ところが、今僕がいるこのイタリアという国は、年中メーデーの国なのだ。
労働者の力が強い! お客様は神様なんてまったく思ってない。

“ぼくたちは、客とおんなじ人間なんだ!”なのである。

だから、全体的にサービスが悪い。
どの窓口も、どんなに行列ができていても特に急ぐ様子もないし、
時間になればどんなに行列ができていても無情に閉まっていく。

“仕事は早く終わらしたいだろ?ぼくらもだよ!”なのである。

IMG_0921.jpg

それはさておき、退院後メガネを新調することにした。
これが思いのほか、難易度が高かった w(゚o゚)w


某日  初めてメガネ屋へいく。
    「今日はドクターがいないので買えないわ。3日後にきてね」と言われる。

3日後 ドクターの簡単な診察の後、メガネを選び支払いを済ませる。
    さらに「2日後に取りにきてね」と言われる。
    何かあれば電話をくれるとのことだ。

5日後 指定の時間にいくと、あからさまに困った顔をした店員が
    「機械が壊れてレンズをフレームにつけられないの。」
    「明日の朝13時までにまた来てくれる?」といわれる。
     そりゃあ災難だったなーとか同情しつつも
     準備できてないんなら電話くれよ!と思いながら帰る。

6日後 時間どおりにいくと、もうすでに機嫌が悪い。
    「機械が壊れてまだ治らないの!できたらこっちから電話するわ。」
    と、むしろ私達の方が困ってると言わんばかりなのである。
    だからそれを電話で伝えてくれ。
    
8日後 電話がかかってきて、ようやくメガネを手にした。
    店員の顔は晴れ晴れしていて、ゴキゲンだった・・・。
    そうして満面の笑みで「チャオ~」と。

たかだかメガネに何日かかってんだよ!
視力0.3生活は、大変なんだよ!

そんなこと言ったら、きっと“私達も大変なのよ”なんだろう。
ベテランに言わせると、ほんとは機械なんて壊れてないんでしょ?とか
怒ったらきっとすぐにやってくれるよ、とか言われるんだろう。
まぁ そういう国なのである。

ちなみに、飛行機なんかの遭難信号もメーデー。
フランス語の「m'aidez(私を助けよ)」だそうだ。

ついでにこっちも助けてくれよ。


  人気ブログランキングへ イタリア生活、ほんとメーデー。
  ←いつも応援ありがとうございます(^_-)

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理 メガネ イタリア人の仕事

#82 和食が食べたい

早いものでイタリアに来て、半年近くたち、
とにかく最近は無性に和食が食べたい!


イタリアでは大きな街に行かなければ、醤油をゲットできず、
みりんやダシの素はさらに入手困難。ミソは未だ見ず。
そして全て高級食材

オーナーがバーリへ買い物に行ったときに、買ってきてくれた醤油を握りしめ、
今日は何を作るか??
最近寒いから、あったかいものがいいなー。
そばとかいいなー。でもないしなー。
で、決まったのが

メンチカツ!

IMG_0908.jpg

あとで気づいたけど、これ醤油使ってない。

今回のレシピは、このブログで教えてもらいました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

含み笑いのカフェ飯本「syunkon」
こんな作り方でごめんなさい。
http://ameblo.jp/syunkon/entry-10385572693.html

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ゆりさんのこのブログはレシピ関係なくおもしろいヾ(´ε`*)ゝ
しかも、入手困難な食材じゃないから、イタリアでも作れる!
ここが他のレシピブログと一線を画すわけ。
で、レシピ調べながら、他の雑談記事を読んでしまって作るのが遅くなるわけ。

といいつつイタリアは季節の物しか出回らないので、
今回は、シソはなく、キャベツもなかった。
そんかわりに、ブロッッコリーをつっこんどいた。遠い親戚みたいなもんだろ。
勝手にアレンジしてすんません。

IMG_0913.jpg

緑のつぶつぶがブロッコリー。
ジューシーに出来上がった!
イタリアのパン粉は細かいから、ころも薄いけど、
うまい!日本の味!?だ!!

よく思い返すと、日本で食べたい物って、

ココイチのカレー、王将のチャーハン、そばうどん、天下一品のラーメン、
松阪で焼き肉、日清カップラーメン、縁日のやきそば・・・

あんまり和食じゃなかったし、
どんな食生活してたんだよ (・ε・)




  人気ブログランキングへ 金沢へ温泉にいきたい!
 風呂上がりに畳の上で寝たい!

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理 日本食 和食

#81 マフィン界のドン

「りんごと木の実の秋マフィン」

ある日の夕方、いつものように仕込みをしていたら、
シェフのテレーザが、ローマで一人暮らしを始めた息子に仕送りをすると。
へぇーさすがイタリア。家族愛がつよいなーなんて思っていたら、
僕に「マフィンを作って」と。
懐かしい母の味は、まじろ風味でいいのか。

ということで、なぜか僕が作る事になったのが、このマフィン。
強豪ひしめくマフィン界で、こんなにうまいのは実は初めて。
表面はクランブルのカリッカリで、中はしっとり!理想的なボディーライン!
ほんとーに一度作ってみて!すごいから。


■■■ マフィン(息子用) ■■■■■■■■
(リンゴと木の実:チョコとナッツ の2種類)      
                      (仕込みに20分+30分焼く)
IMG_0880.jpg IMG_0882.jpg

 ■収穫してくるもの   (13かっぷの材料)

(マフィンのきじ)          (クランブル)
薄力粉    ・・・320g      木の実   ・・・30g
ベーキングパウダー・・・6g      アーモンドとクルミを使った。
バター    ・・・280g      薄力粉  ・・・50g
icon-majiro2.gif砂糖     ・・・280g      砂糖   ・・・50g
たまご    ・・・2こ        バター  ・・・50g

リンゴ    ・・・1/2こ     クランブルってのはメロンパンの
                  表面みたいなサクサクしたアレのこと。
                   このひと手間で感動がうまれる!


 ■料理といふもの
IMG_0868.jpg  ■クランブル

 ①冷たいバターをフォークでバラバラに刻む。
 ②砂糖、薄力粉、木の実を入れ、
  そぼろ状を目指して指でまぜていく。
  この時まとまらないように気をつける。
 ③ラップして冷蔵庫へ。さいなら。


IMG_0866.jpg
■マフィン
①リンゴは5mmのさいころ状に切っておく。
②バターは、レンジで柔らかくしておく。
 (完全に溶かさない!)

③バターに砂糖を入れてハンドミキサーでしっかり混ぜて
 とろっとクリーム状になればOK。
④そこにタマゴを入れて、さらによく混ぜる。
   ※泡立て器でもいいよ。 
⑤薄力粉とBPをふるいにかけながら混ぜていく。
 泡をつぶさないように切るようにサッと混ぜる。混ぜすぎないよーに。
⑥さらにリンゴをサッと混ぜて完成。
icon-majiro2.gif
⑦紙やアルミのカップ半分に生地をいれる。   リンゴのかわりにチョコを
 表面にクランブルをバラバラにしてのせてく。  入れたらチョコマフィン。
⑧170℃ 30分!             何も入れなきゃプレーン。
 竹串を刺して生の生地がつかなければ完成!
 冷めた方がカリッとしてうまい。

 ■ウデの見せ所

IMG_0876.jpg とにかくいっぱい作る。
 冷凍しておいて、毎朝トースターで焼けば
 一月くらいはおいしく食べられる。

 しかも生地は共通で、具を変えれば
 いろんなマフィンが作れる!

 チョコバナナ、チーズ、カボチャ
 栗、洋梨、サバ、パイナップルと
 イマジネーションに任せて放り込む!

 おもしろいもの放り込んだらコメント下さい


IMG_0888.jpg お客さんが来たら…。
 こうやってお皿に飾ると
 ただのマフィンも盛り上がる。

 時計回りに右上から
 オレンジとブルーベリー 
 リンゴのジャムとミント
 ホワイトチョコとココナッツ

 全部、手作りなのだ。
 カフェは、苦みの強いのが合う。
 カロシ トラジャとかいいかも。


おみやにはぜひマフィンを!
季節のマフィンはうれしいもんです。


  人気ブログランキングへ 焼き肉マフィンとかいけるかもしれん・・・
   なんかおもしろいマフィンはないかな。

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理 マフィン レシピ

#80 いい日旅立ち(小説風)

Ciao.

目の回復も順調なまじろうです。
寝る前にグリスみたいな薬で、上と下のまぶたをくっつけて寝る日々も卒業です。

ところで、イタリア語で“何もない”ことをNiente(ニエンテ)っていいます。
英語で言うところのNothingです。
そんな言葉がぴったりなこの国には、
日本にあるものが普通にない。


例えば、この国には、ほとんど信号がない。交差点は回転式。
電柱も電線もないし、バスや電車で「次はどこどこです」みたいなのもない。
もちろんバスタブもなければ、床に座るということもない。
こういうのは文化が違うから、ないのもうなずけるわけです。

しかし、この国は近代化が遅れているので、ハイテクもあまりないんです。
東京みたいな高層ビルやどこにでもあるエスカレーターなんか、
都会の中心のごく一部でしかお目にかかれない。
最新の洗濯機やテレビ、インターネットの普及率もまだまだ低い。
もちろんプレステもWiiもどこの家にもあるってわけじゃあない。

そして僕にとっては、娯楽がない。
雑誌を読んでも、途中から雑誌を読んでるのか
辞書を読んでるのかわからなくなるし、テレビもつまらない。
漫画喫茶もないし、TUTAYAもない。退屈だなー(;´ρ`)


そんなことはさておき、今日は病院で検査の日でした。
退院する日にめんぼうで、僕の目を削った検査の結果を聞きにいく。

朝の早くから2時間近くかけてレッチェという街へ出かけた。
今日はあいにくの土砂降りで、電車からの景色はイマイチ。
検査の結果は問題なく、回復も順調。来週もう一度検査してすべて終わり。
長いこと待たされたりしながら、12時半になってしまった。

みんなはもう働いてるんだろーなーなんて考えながら帰路につき、
ようやく最寄り駅のカロヴィーニョに着いた。
この駅は、オリーブ畑の真ん中にあって、他には何もなくニエンテ。
お店までは、5kmくらいあるので、オーナーが迎えにくるのを待つしかないけど
14時過ぎでお客さんがいるから、落ち着くまで待つしかなかった。

ちょうど同じように迎えを待つキレイな女の子がいた。
今どきのイタリアーナって感じの服装と、ラテン系にはめずらしい
あっさりした顔つきが、どことなく品の良さをかもしている。
僕らは、特に話すこともなくただぼぅーと待っていた。
5分くらい待っただろうか。
そこに彼女のお父さんらしい人が車を飛ばして迎えにきた。

「座りたいけどベンチも全部ぬれてるなー」なんて考えてたら、
その女の子がこっちに小走りでやってきて

「困ってるの?よかったら乗ってく?」

って言ってくれた。
そして僕らは少しの時間だけど、しゃべりながらドライブを楽しんだ。
こんなことって日本ではめったにないんじゃないかな。
雨のあがった午後に、ちょっとうれしい出来事でした。

そして遅れながらもお店の営業に合流して、昼の部が終わった。
片付けをしていたら、シェフのテレーザが鍋を持ってこっちに来た。

「家にもって帰ってあっためて食べなさい。
 このパンも持っていっていいわよ。
 そしてこのお菓子もあげるわ。雨で大変だったわね。」


IMG_0859.jpg

チーマ ラーパ(菜の花)とサルシッチャ(ソーセージ)のプーリアの伝統料理。
日本のおひたしみたいなのかな。家庭的で優しい味。

IMG_0862.jpg

お店で焼いたビスコッティ。おいしかった。

なんかいいことが1日に2つもあった。

何もないこの国には、本当に何にもないんだろうか。
何もないからこそ感じられる事があるんじゃないかな。

何でもある日本には、本当に何でもあるんだろうか?


・・・。
と、難しい事をかんがえようとしたけど、
新しい眼鏡を買いにいくため、まずは時間が無くなった(・ε・)


  人気ブログランキングへ 小説のつもりが。変な文章になった(・ε・)
   僕の小説の才能はニエンテだ。

tag : イタリア生活 イタリア プーリア コック 修行 イタリア料理

あっはっは!

majiro

Author:majiro

企画マン まじろー
(写真:右)
 このブログの執筆者
2009/2
 サラリーマン卒業!
2009/5
 フィレンツェでコック修行!
2009/9
 プーリアでコック修行!
2010/4
 ヨーロッパ旅行
 『世界の緑から』へ出発!
2010/5
  帰国。(東京→三重へ)

デザイナー  ユー
(写真:左)


暦の上で
10 | 2009/11 | 12
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
いろんな本棚



まじろんちの樹
最新記事
- - 最新記事 -
たき火を囲みながら。
昔の思いで
検索してくれるらしい
オススメ作品
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

黒いもじゃもじゃ
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。